【マイホーム】潰瘍性大腸炎の夫が団体信用生命保険に入った話

こんにちは、元販売員うさぎです。

最近新築マンションを購入したのですが、夫の持病で団体信用生命保険（以下、団信と呼びます）に引っかかりました。
この記事では、そのときのことについて記録を残そうと思います。
団信の審査に通るか不安な方の参考になれば幸いです。

 

うさぎ夫の持病について

うさぎ夫は10年ほど前から潰瘍性大腸炎（難病指定）という持病があります。
元総理の安倍さんも患っていた病気で
完治はせずに投薬や食事で“活動期”と“寛解期”を上手に付き合っていく病気です。
現在は約５年ほど寛解期が続いており、薬を飲む以外は普通の人と同じ生活をしているため団信の審査をするまで病気だということを夫婦そろって忘れていました。(信じがたいですが)

 

団信とは

そもそも団信とは、生命保険のようなものです。
ローンを組む本人がローン返済中に死亡してしまったり病気で返済ができなくなってしまった際に保険会社がかわりにローンの返済をしてくれます。
金融機関によって、団信の審査に通らないとローンが組めないところもあれば任意で団信に入れるところもあります。
知り合いの親御さんが団信に入らず亡くなってしまい、ローン返済に苦労したという話を聞いていたので
任意だとしても団信には入ると決めていました。

 

団信の告知事項

団信に入るためには、健康状態についての質問に回答する必要があります。
保険会社によって基準は様々で、この基準は非公開となっています。
告知事項に記載されている病気があるだけで承認がおりないこともあれば
病気の度合いや手術歴、通院の頻度で判断されることもあります。

保険会社からの主なヒアリング内容

1. 最近3ヶ月以内に医師の治療（指示・指導を含みます）・投薬を受けたことがあるか
2. 過去3年以内に下記に該当する病気で手術を受けたこと、または2週間以上にわたって医師の治療（指示・指導を含む）・投薬を受けたことがあるか
3. 手・足の欠損または機能に障害があるか。または脊骨（脊柱）・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか狭心症、心筋こうそく、心臓弁膜症、先天性心臓病、心筋症、高血圧症、 不整脈、その他心臓病

 

うさぎ夫の場合、1.2に当てはまる項目があったため更に細かく健康状態を提出しました。

保険会社によっては診断書を求められることもあるそうですが、うさぎ夫はありませんでした。また、虚偽の申告をすることは違反であり契約が解除になりますので絶対にやめましょう。嘘をついて、保証金が出なかったなんて本末転倒ですのでね。

 

うさぎ夫の結果

無事承認おりました。正直ドキドキでした。参考までに承認がおりたときの身体状況を記録しておきます。潰瘍性大腸炎で団信に入れるか不安な方の安心材料になれば幸いです。

 

団信に入れなかった場合

告知事項に引っかかってしまい、一般団信に入れなかった人でもいくつか方法があります。

ワイド団信に加入する

金利が上乗せになるなど（0.3％程度）、条件が異なりますが
一般団信に比べて引き受け基準が緩く持病がある人でも承認されやすいプラン。

他の金融機関で審査しなおす

金融機関によって提携している保険会社は異なりますので、審査基準も異なります。
別の保険会社なら団信に入れた！という事例も多いようです。

生命保険に加入する

生命保険も団信と同じく告知事項がありますが、以前から加入していれば問題ないですね。
ただ、保険金が入ったとしてもローンの残債に対しての金額ではないため残債が0にならない可能性がデメリットといえます。

 

まとめ

潰瘍性大腸炎の持病をもっているうさぎ夫でも団信に入れてローン審査が通りました。
金融機関や保険会社によって基準は異なりますが、持病があったとしてもうさぎ夫のように一般団信で承認される可能性はあります。
是非、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
素敵なマイホームが手に入りますように。